見積もり用語集

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見積もり書によく登場する専門用語を解説します

屋根・外壁・室内塗装工事の見積もり書には、普段の生活ではあまり使用しない専門用語が登場します。用語がわからないまま。総額だけ見積もりをチェックするのは非常に危険。必要のない工程が追加されていたり、逆に必要な工程が省かれていたりする恐れもあります。

こちらでは、見積もり書によく登場する用語を解説していますので、見積もり内容のチェックの際に是非ご活用ください。

仮設足場

外壁や屋根の塗装工事を行う際には、基本的に足場を組んで作業します。足場は、安全かつ丁寧な施工を可能にするためだけでなく、道具の受け渡しをスムーズにする・手元に塗料などを置いておくといった作業の効率化にも欠かせないもの。外壁塗装の現場では、単管足場とビケ足場がよく使用されます。

「コストを省くために足場を組まずに作業する」という業者もあるようですが、不安定な状態での作業は安全・品質の低下に直結します。もし見積もり書に足場の記載がなければ、念のため担当者に確認することをおすすめします。

また、弊社ではしっかりした足場板があり安定性の高い「ビケ足場」を採用しております。かつてはパイプを2本つなぎ合わせただけの不安定な「単管足場」で施工しておりましたが、作業員の安全性確保と品質向上を目的とし、「ビケ足場」専門の業者さんと提携させて頂くことにしました。よって、足場に関する作業についてのみ提携足場業者さんにお願いし、それ以外の塗装作業については全て自社で行っております。

飛散防止ネット

外壁・屋根塗装では、高圧洗浄や塗装作業の際に水や塗料が飛散する恐れがあります。何も対策を施さずに作業を進めると、お客様のご自宅だけでなく、周囲の家・車などまで汚してしまい、トラブルにつながることも。水や塗料の飛び散りを予防する目的で設置されるのが、飛散防止ネットです。

未然にトラブルを防ぐためにも、お見積もり書に飛散防止ネットが明記されているかチェックすることを勧めします。

高圧洗浄

外壁や屋根には、汚れ・コケ・焼けて粉状になった塗料が付着しています。これらの付着物を綺麗に洗い流した上で作業を進めないと、どんなに高耐久な塗料で塗装しても、密着力不足により剥がれや浮きなどを早める原因になります。塗装前の高圧洗浄をし、外壁・屋根に付いた汚れを落とします。

高圧洗浄には、通常タイプ・トルネードタイプ・バイオ洗浄タイプといった種類があり、種類によって価格に違いがあります。見積もり書を比較する際は、高圧洗浄の種類もチェックしましょう。

下塗り・中塗り・上塗り

外壁塗装では、下塗り・中塗り・上塗りと重ねていく3回塗りが基本。3回それぞれに、塗料を塗る目的が異なります。なかにはコストダウンのためだけに重ね塗りの回数を減らしたり、基準以上に塗料を薄めて材料代を抑えようとする業者もあるようです。必要な重ね塗りをしていない塗装では、早期に塗料が剥がれるといったトラブルが起きやすくなります。見積もり書で記載の有無を必ずチェックしておきましょう。

縁切り

コロニアル屋根の塗装を行う際に、重ね目の隙間が塞がらないよう空間を作ることを「縁切り」と言います。

工法としては、「縁切り工法」と「タスペーサー工法」の2種類があります。タスペーサー工法を使うと効果的に作業できるため、屋根塗装の際の標準仕様として導入する.業者が増えてきました。縁切りが必要かどうか気になった場合は、担当者に確認してみると良いでしょう。

シーリング・コーキング

「シーリング=密閉する」「コーキング=詰め物をする」といった意味の言葉で、外壁塗装においてはサイディングボードなどの目地部をしっかり密閉し、水や汚れの侵入を防ぐ工事を指します。また、外壁のひび割れを埋める際にも使われます。

業者や職人さんによって「シーリング」「コーキング」または「シール工事」のように呼び方が変わることがありますが、基本的には同じ内容の工事を指すと考えて良いでしょう。職人によって言い方がまちまちであることもあるので、工事の内容がお見積もり書に書かれている作業なのか不安な場合は遠慮なく確認してみましょう。

諸経費

工事期間中に発生するガソリン代・高速道路代、または材料の運搬費や処分費といったものが代表的です。しかし、中には不明瞭な形にしておくことで、多少なりとも利益を上乗せする業者も存在します。虹彩建装ではそのような誤解を生まないためにも、諸経費のような曖昧な項目は一切提示しておりません。

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