外壁塗装の相場と、見積もり書の比較方法の解説
虹彩建装では業者選びの際に複数社の見積もり額を比較することをお勧めしています。
塗装工事の見積もり書には、普段の生活ではあまり耳にすることのない専門用語なども多数登場します。それに加えて、どのような値段なら妥当なのか、それを判断するのも難しいもの。こちらでは、価格の相場や見積もり書の金額の比較方法を解説していますので、後悔しない業者選びのためにぜひお役立てください。
もしご不明点・ご不安などございましたら、虹彩建装までお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装費用の相場
外壁塗装の料金は、塗装する面積・塗料の種類・付帯工事・職人数などによって変動します。そのため実際には現場によって料金が異なるわけですが、目安として相場を知っておくことは重要です。
たとえば30~40坪程度の戸建て住宅なら、相場費用は80~120万円程度。塗装面積に比例するので面積が広くなればさらに金額は上がり、選ぶ塗料によっても料金は異なります。機能性・耐久性に優れた塗料は高価格ですが、その分、塗り替え期間のサイクルは長くなります。長い目で見ると機能性・耐久性に優れた塗料の方がお得になる可能性もありますので、塗り替え周期まで考慮して費用を検討することが重要です。
工事内容にも注意しましょう
実は、塗装工事は「水増し、手抜きが容易な工事」とも言われており、実際にそのようなサービスを提供する業者も存在しています。そのため、見積もり書をチェックする際には金額だけでなく、工事内容や使用する塗料などが明記されているかどうかを確認することが大切です。
工事費に含まれる項目は「塗料・養生資材」「足場代」「工事人件費」「営業経費(虹彩建装は営業職を置いていないため、営業経費の上乗せはありません)」。
工事内容に対して「高すぎるのでは?」「安すぎるのでは?」などの違和感があれば、担当者に詳細の説明を求めましょう。
見積もり書比較でチェックしたい6つのポイント
見積もり書を比較する際には、以下に挙げる6つのポイントに注意しましょう。
工事内容・金額の詳細な内訳が記載されていますか?
数量の項目が「一式」「その他」という記載になっている見積もり書があります。しかし、これは要注意です。そのようにまとめて記載することで見積もりの内容に含みを持たせ、後で「追加工事・作業」といった理由をつけて、請求金額が引き上げられてしまう恐れがあります。塗装工事の見積もり書では、材料や作業の項目が詳細にわかりやすく明記されていることをしっかり確認しましょう。
塗料の商品名・メーカー名は記載されていますか?
曖昧な記載になっている場合には注意が必要です。見積もり書に塗料の種類やグレードを明記せず、実際の施工には一般的なものよりも粗悪な品質の塗料を使用するケースもあります。もし記載がなければ担当者に確認し、見積もり書の再作成を依頼することをお勧めします。
下塗り・中塗り・上塗りの3回の重ね塗り工程が明記されていますか?
外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3回の重ね塗りが基本。状況次第で重ね塗りの回数が2回や4回になることはありますが、基本はやはり3回。見積もり書に重ね塗りの工程が明記されていない場合は、本来必要な重ね塗りを省略されている可能性があります。手抜き工事は許されません。疑問がある場合は、担当者に明快な説明を求めましょう。
下地処理の工程は明記されていますか?
下地処理は、塗装の仕上がりを大きく左右する大切な工程です。下地処理の項目がしっかり明記されているかどうかをチェックしておきましょう。
塗装箇所がすべて明記されていますか?
塗装面積は費用の金額を大きく左右する要素です。この情報が見積もり書上で曖昧な表現になっている場合は注意が必要。 事前の打ち合わせで聞いていない箇所の塗装を行ったと追加費用を請求されたり、希望箇所が塗られていなかったり、という事態を招く危険性があります。塗装箇所が網羅されているか事前に確認をしておきましょう。
足場組費用の項目があるか
足場は安全かつ精度の高い施工を行うために欠かせない存在です。塗装工事では必ず足場を設置した上で施工します。しかし、中にはコストを省くために足場を組まずに施工する業者も。不安定な状態での作業は安全・品質の低下につながるため、見積もり書に足場工事費用の記載がない場合は、担当者に確認しておきましょう。